活動指針
社会的なニーズの増大と多様化が進む医療・介護・福祉分野においては、サービスの質の向上や人材の専門能力の養成、技能の均質化・平準化が重要な課題となっています。
また、国際化社会を迎えた今日、外国人を受け入れる医療機関の体制整備も求められています。
当財団ではこうした状況に対応し、有能な人材の輩出や、技能向上とその振興普及、そして、外国人患者が安心・安全に日本の医療サービスを享受できる体制の構築に積極的に取り組むことを、活動の指針としています。
外国人患者受入れ医療機関認証事業
厚生労働省の支援事業である「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)」の認証機関として、多言語対応や異文化・宗教への配慮など、医療機関の外国人患者受入れ体制を評価・認証することを通して、外国人の方が安心・安全に日本の医療サービスを受けられる環境の構築に取り組んでいます。
能力評価事業
医療事務技能審査試験をベースに、医療、介護、保育、医療の国際化に関する各種資格試験、技能認定を実施しています。
- 医療事務技能審査試験 (メディカル クラーク®)
- 医師事務作業補助技能認定試験 (ドクターズクラーク®)
- 医事オペレータ技能認定試験 (メディカルオペレータ)
- ケアクラーク技能認定試験 (ケア クラーク®)
- 医療通訳技能認定試験【専門/基礎】 (医療通訳専門技能者/医療通訳基礎技能者)
- クリニック事務技能認定
- 調剤報酬請求事務技能認定
- 歯科助手技能認定
- メディカル・フロント・コンシェルジュ技能認定 (メディカル・フロント・コンシェルジュ®)
- 医療英会話技能認定
教育訓練事業
医療機関等で求められる専門技能を養成する講習会や医事職員向けの研修・教育など、能力開発に関する幅広い活動を推進しています。
技能振興普及事業
医療事務や介護事務の技能の向上を図るための教育機関等のコンサルティングや各種講演会活動、社会のニーズに対応した事業の開発などを通して、医療から介護、福祉分野に関わる技能の振興普及を図っています。
調査研究事業
時代とともに変化する医療・介護・福祉の社会的環境や行政の動向、医療事務や介護事務に関連する業務運営等を多角的に調査・研究しています。